【ズートピア】 あなたも確証バイアスに陥ってるかも?!ー心理学からー

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こんにちは!TSUTAYAでズートピアを借りてみました!(いまさら感笑)ひぐらしです。

ズートピアいい映画でした。やっぱりディズニーはすごいですね。圧倒的に練られたストーリーラインに、きっちり社会的なメッセージを載せています。さすがです。

 

そんなズートピアを見て書きたいことがたくさん出てきました!今回の記事では、「確証バイアス」という認知心理学の言葉を取り上げたいと思います!

 

確証バイアスとは、都合の良い情報ばかりをついつい集めてしまう傾向のことです。

 

気をつけないとついつい陥ってしまう

 

内容は、ネタバレというほどでもないのですが、ズートピアの内容に触れる部分があるので、あらかじめご了承ください。

 

確証バイアスとは

ズートピアに出てくる確証バイアス

bias1

アニメ映画ズートピア。Disneyの思いがたくさんこもった力作です。まだ見たことのない方は見ていただきたいと思います。

大きなテーマとしては、「差別と共生」というところなのかなと思います。

動物が映画の主人公です。人間の世界が動物で置き換えられています(人間をものや他の生き物で例えるのはDisneyの常套手段ですね)。

 

そんな動物は大きく分けると、肉食動物と草食動物に分けられて、両者の立場や先入観から、壁が生まれしまいます。確証バイアスもその中で出てきます。

確証バイアスとは、都合の良い情報ばかりをついつい集めてしまう傾向のことでした。映画ではどんな確証バイアスが出てきたのでしょうか?

 

ある日突然、動物たちが、本能むき出しの凶暴な生物になってしまいます。その、凶暴なった動物たちが、全て、肉食動物であったため、「肉食動物がやばいんだ」というような仮説が生まれました。これは物語のヒロイン、ジュディも犯してしまう過ちです。

その仮説が正しくないことがわかるのは、草食動物でも凶暴になる生物がいたという事実です。つまり、この事実を確認することなく、「肉食動物が狂った」という仮説を立ててしまったのです。

 

これがズートピアで出てくる確証バイアスです。

 

映画をご覧になった人も同じような確証バイアスに陥ったのではないでしょうか?そうなんです。この確証バイアスというものは、研究者でも気をつけないと陥ってしまう厄介なものなのです。

 

では、確証バイアスの話をする時によく用いられる練習問題を出しましょう。

 

練習問題

 

僕は数字に関するある法則を持っています。その法則に当てはまる数字の例を示しましょう。

2、4、6

他にも当てはまる数字はあります。僕に質問をしていって、どのような法則があるか当ててみてください。

 

というような問題があったとしましょう。あなたはどのように質問していきますか?少し考えてみてください。

 

 

偶数で並んでるに違いない

と思い、「じゃあ、8とか10は当てはまりますか?」と質問をする人がいると思います。

当てはまります

 

いやいや、100以上の数字は、法則に入らないかもしれない

と思い、「じゃあ、100とか1000は当てはまりますか?」と質問を続けるとします。

当てはまります

 

楽勝じゃん。法則は偶数の数字!

 

実はこの時点ですでに確証バイアスに陥ってしまっています。法則は偶数の数字ではありません。ここでこの人が犯している過ちは、偶数であるという仮説に従って、それにあう数字しか試していないということです。

 

本当に偶数であることを確認するためには、そうでない、奇数が法則に当てはまらないことを確認する必要があります。

 

 

 

1、101、1001は当てはまりますか?
当てはまります

 

お、確証バイアス破れたり!法則は、整数全部だ!

 

残念ながら、これも間違いです。もう分かりますね。法則が整数全部だというためには、少数が法則に当てはまらないことも示さなくてはいけません。まだ、確証バイアスに縛られているのです。

 

じゃあ、0.1、56.6はどうだ!
当てはまります

 

これで最後だ。答えは正の数全部だ!!

 

もう分かりますね。これでも確証バイアスです。正の数全部だという前に、負の数が法則に入らないことを示す必要があったのです。

 

じつは、答えは「数字全て」です。この問題、IQが高い人でも初見で90%近くの人が間違えるそうです。(ちなみに、僕は初見で当てましたよ!どやぁ)

 

確証バイアス人は、自分の考えているものに当てはまるデータを集めたがります。

これを知っているだけで、「確証バイアスかも?」と思った時に、そこから距離を置くことができます。

 

いかがだったでしょうか。確証バイアスに引っかかりませんでしたか?

皆さんもぜひ友達などに出してみてください!やり方は簡単です。行ってきた数字に全部「当てはまります」といえばいいだけです笑

 

おわりに

ズートピア・練習問題と、現実世界とは離れたものと考えるかもしれないですが、確証バイアスは普段の生活や文化に潜んでいるものです。

 

例えば、シングルマザーによって育てられた子供が犯罪を犯すと、「シングルマザーによって育てられた子供はグレてしまうんだ」というような考えをもつことがあります。

私たちは特異な例ばかりに注目してしまい、両親に普通に育てられた子供でも犯罪をおかすという当たり前の事実に目がいかないものなのです。高畑裕太さんの事件の時もそうですね。

 

この例からわかるように、確証バイアスがどんどんと偏見に姿を変えていきます。ズートピアという映画は、その様子をミニマムな形で示している映画なのです。

 

 

いかがだったでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございました!

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