「俺物語!!」に学ぶ認知の偏りーうつ病予防ー

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みなさまはこの男ご存知だろうか?

 

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そう、俺物語に出てくるイケメンパシティエの一ノ瀬さんである。

 

読んだ方はご存知の通り、一ノ瀬さんの心の声、かなり偏りがある

 

この「考え方の偏り」、実はうつ病に結びつきやすい傾向にあります。今回の記事ではそれを知っていただき、普段の生活で「私こんな考え方しちゃっているかも…」ということに気づいていただければ、予防につながるのではと思っております。

 

ということで今回は、「俺物語!!」を題材に、うつ病に結びつきやすい「考え方のくせ」を紹介したいと思います。

この一ノ瀬さんの心の声を読み解くことで、楽しく臨床心理学の知識に触れて頂ければと思っています。

 

まずは、しっかり予習していただき、その後に「俺物語!!」を使ったクイズ形式で理解を深めていただこうかなと思っています!

 

一般的に、人には考え方のクセがあります。これを臨床心理学では「認知の偏り」ということがあります。

この認知の偏りにはいくつかの種類があります。

 

  • 思い込み・決めつけ
  • 白黒思考
  • 「べき」思考
  • 自己批判
  • 深読み
  • 先読み

 

最初に下の本を引用しながら順番に説明していきます!(この分け方にはばらつきがあるのですが、本質は一緒です)

 

このブログの目的は興味のない人にも、メンタルヘルスや心理学の情報をお届けすることです。そのためには、記事は面白くなければいけません。ということで、不謹慎に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は使用する言葉に細心の注意を払って全力で面白いと思う記事を書いています。

認知の偏りの種類

思い込み・決めつけ

自分が着目していることだけに目を向け、根拠がまったく不十分なのに、自分の考えが正しいに違いないと決めつけるクセです。(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

 

自分に関することを拡大してしまいます。「いつもこうだ」「必ずこうだ」というような考え方のことです。これは次の白黒思考とも重なる部分があります。

 

白黒思考

灰色(あいまいな状態)に耐えられず、ものごとすべて白か黒か、良いか悪いかという極端な考え方で割り切ろうとする傾向です。(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

 

テストで95点をとっても、「100点じゃないと0点と一緒」というように考える認知の偏りです。

 

「べき」思考

「このようにすべきだ」「あのようにすべきではなかった」とあれこれ思い悩むクセが強い場合です。(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

 

「こうしなければならない」という固定観念にガチガチになってしまっている状態です。

 

自己批判

よくないことが起きると、なんであっても自分が原因だと考えて、自分を責めてしまうクセです。(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

 

全部自分のせいだと思って抱え込んでしまう認知の偏りです。

 

深読み

相手の気持ちを一方的に推測して、そうに違いないと決めつけてしまうクセです。(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

例えば、デート中に彼氏がケータイを見たら、「ああ私といるのはつまらないのね」と思ってしまうような考え方です。相手の心が読めているつもりで、断言してしまう考え方です。

 

先読み

自分で悲観的な予測を立ててしまうクセ(講談社現代新書 大野裕『はじめての認知療法』)

 

これも具体例で考えると判りやすいですね。例えば、朝出かけるとき靴紐が切れて「今日は、なんにもうまく行かない日だ…」というように考えてしまう思考傾向のことです。

 

ということで、自分を苦しめてしまう「認知の偏り」を紹介させていただきました。

まずは覚えることが大切です。覚えることで、「こういう考え方してないかな?」と振り返ることができます。

 

ということで、「俺物語!!」の一ノ瀬さんを例にした問題を作りました!これを使って具体例と一緒に知識の定着を図りましょう。

あなたはいくつ覚えられたでしょうか??是非、この記事を読み終わったら、上の認知の偏りをもう一度チェックしてみてください。

 

一ノ瀬さんに学ぶ「認知の偏り」

第1問!

さてこの一ノ瀬さんの発言にはどのような「認知の偏り」が隠れているでしょうか?

 

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ケーキを出した一ノ瀬さんでしたが、お店に売れ残りが出てしまいました。そのことをずっと気にしている一ノ瀬さんの考え方です。

では正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです!白黒思考です。

実際には少し売れ残っただけなのですが、それを「売れ残ったら意味がない!」と考えてしまっていますよね。一ノ瀬さんにとっては、「0か100か」しかないということですね。これは、典型的な白黒思考ですね。

そして、ヤマト(ヒロインの女の子)のおかげでその、白黒思考から解放され、一ノ瀬さんはヤマトのことを本格的に好きになるというわけでした。

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第2問!!

ここにはどんな認知の偏りが隠れているでしょうか?
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「理解!!」というのがヒントですね。

 

では正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深読みですね!

 

実際には違うのですが、ヤマトが猛男を好きになった理由を勝手に決めてしまっていますね。相手が思っていることをあたかも自分がわかっていると思い込むことは深読みという、「認知の偏り」の特徴でした。

 

第3問!

順調ですか?さて次の問題です。

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ちなみに、これはポジティブな意味になっていますが、普通はネガティブなことについて起きる考え方のクセです。

 

では正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは思い込み・決めつけですね。

また、これが反対に自分を傷つけるネガティブなものになったら自己批判にもなりますね。

 

最終問題

いよいよ、最後の問題になりました。最後は是非とも正解したいですね。

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正解は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先読みです!これは破局的解釈とも言われるものです。

未来のことについて悲観的な予測をしてしまうことです。ここでも、一ノ瀬さんはヤマトに救われますね。結果的に恋敵の猛男に救われるのですが…続きはコミックをチェックです!!

 

最後に

 

僕一ノ瀬さんすごい好きなんですよね笑すごいプライド高いですけど、可愛いですよね。

 

この「認知の偏り」ほどほどであれば、とても自分のためになる考え方です。実際に、うつ病になりやすい考え方をお持ちの方は、現実主義で成功する方が多いということを聞きます。

 

しかし、その考え方のクセがいきすぎてしまうと、うつ病に結びつきやすい危険なものになってしまいます

 

多分、一ノ瀬さんのこの心の声は消えないのだと思います。

 

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でも大切なのは、それとどのように付き合っていくかということです。

自分の中の位置付けを見つけることです。

 

この記事が、そうして自分を見つめ直すきっかけになったら幸いです。

また、周りにこのような「認知の偏り」で物事を考える人がいたら力となっていただけたら、この記事としてこれ以上嬉しいことはありません。

 

では実際に、どのようにすれば、この「認知の偏り」とうまく関わっていくことができるのでしょうか?その続きは別の記事でご紹介させていただければと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!これからも読んでいただければ嬉しいです!

 

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