発達検査を受けるときに注意すべき3つのこと

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こんにちは!臨床心理学専攻のひぐらしです。
今回は発達に関する基本的な知識をわかりやすく、ポイントを絞って書きました。

そもそも発達検査とは?

発達検査と知能検査は大きくことなります。

 

知能検査は「知能検査を受けるときに注意したい3つの点」でも書いたように、知的活動に関する部分のみを測定する検査です。

 

一方、発達検査は名前の通り、発達を検査します。つまり、知的な部分だけでなく運動機能などを含めた「発達」というものを測るのが、発達検査ということです。

知能検査では、知能指数IQというものを測ります。それと同じように、発達検査では発達指数(Developmental Quotient)通称DQを測ります。発達検査も、知能検査同様多くの種類に検査から成り立ちます。

 

発達指数DQというものは同じ年齢の他の子と比べたときに、どのくらいの位置にいるのかを表すものです。あくまで相対的なものだということを忘れないでおきましょう。

注意すべき3つの点

1. 単なる「頭の良さ」を表すわけではない

先ほども書いたように、発達検査はいわゆる「頭の良さ」を含めた発達を検査するためのものです。そのため、発達検査の結果が低いからといって、「将来勉強はできないのかしら?」と思うのは間違いだということです。

 

2. 苦手な部分だけではなく得意な部分も

発達検査は、子供の「粗探し」をするための検査ではありません。ついつい、子供の苦手な部分ばかり気になってしまいますが、その子が得意とする部分がなんなのかもわかることがあります。

その子供の成長を支えるためにも、苦手な部分だけではなく、得意な部分も見る必要があります

 

3. レッテルを貼るための検査ではない

「あなたのお子さんのDQは97です。あなたは110。あなたは70。」

このように、言われたらなんだか自分の子供に点数が付けられているようでとても気持ちの良いものではありませんね。覚えておいていただきたいのが、こうした点数をつけるために発達検査が行われているわけではないということです。

さらに、多くの方が、発達検査の得点や知能検査の得点を、我が子の全てだと思ってしまうようです。そう思ってしまっては、発達検査を行う本質を見逃してしまいます。

発達検査は、その子の発達の特徴を明らかにするために行われます。つまり、「支援のための」発達検査なのです。

 

よく、「発達の凸凹」と言ったりしますが、その子が得意な分野はどこで、苦手な分野はどこなのかというのを明らかにするのが、発達検査です。それを元にどのような支援を行うことができるのかを考えます。検査を受けたらそこで終わりなのではなく、検査を受けることが始まりとなるのです。

 

最後に

発達検査は、支援する心理士さんや保健師さんとのコミュニケーションの元になる大切なものです。なので、僕自身も機会があれば、臆することなく我が子のためと思って受けさせたいと思っています。

 

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