【レビュー】発達障害の僕が輝ける場所を見つけられた理由:栗原類

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こんにちは!大学院で臨床心理学を専攻しているひぐらしです。

 

最近、テレビでは見かけないですが、モデルでタレントの栗原類さんが本を出版しました。

栗原類さんは発達障害をカミングアウトしています。その栗原類さんが自身の生い立ちを自伝的に書いた本がこの本です。

 

 

「発達障害」という世界を理解していただくために、ぜひ多くの方に読んでいただきたい本です。

 

発達障害について詳しく知りたい方は

 

 

などをご覧いただくと嬉しいです。

発達障害を持つ栗原類さんの文化

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由

 

発達障害(そのうちのADD:注意欠陥障害)を抱える栗原類さんの生い立ちが綴られています。学校で難しさを感じていた子供時代、モデルとして活躍するようになった最近の話。栗原類さんが生きてきた年月の記憶がつづられています。

 

そこには、栗原さんが発達障害とどのよう向き合い、付き合っているのかが書かれていました。

 

それは、発達障害を抱える栗原類さんの一つの世界でした。

 

一般論に広げるのは問題かもしれませんが、発達障害という一つの文化を感じることができました。

それは、一人ひとりが自分の世界を持っているという当たり前のことでもあります。特に、発達障害を抱える人の世界はユニークで特別な世界だと感じました。

 

 

この本は、その世界をのぞきみる一つの窓です。

 

発達障害と栗原類さんの個性

発達障害と「生きづらさ」

残念ながら、現在の日本の社会では発達障害は「生きづらさ」を伴います。

 

発達障害という生きづらさとどのように向き合うか。そのヒントがこの本には散りばめられていました。

 

この本には一つの大きな特徴があります。栗原類さんの自伝だけではなく、栗原さんを育てたお母さん、何年も栗原さんを担当していた精神科医の方の話も載っていることです。

栗原さんをどのように支えていたのか。その頭の中をのぞくことができます

 

それを読んで実感したのが、やはり環境が大事だということです。発達障害の方が輝けるかどうかは周りの方の働きかけに大きく左右されます。そういう意味では、栗原さんにとって最高の環境が整っていたのではないかと思います。

 

 

逆に、その環境に恵まれなかった時、どれぐらい大きな「生きづらさ」を抱えることになるのだろうと怖くなりました。

栗原類さんをいじめていた、「ジャイアン型」の発達障害を持っていた子はどんな大人になったのかとても気になります。

 

 

栗原類さんが抱えていた発達障害の特徴は

 

  • 注意力の低さ
  • 忘れぽっさ

 

なんだそうです。『ファインディングニモ』のドリーのようだと説明されていました。(ドリーについて書こうと思っていたので先を越されて悔しかったです)

 

その「生きづらさ」を栗原さんのお母さんがどのように減らしていったのか。どこを伸ばし、どこを改善しようとしたのか。その話がとても具体的に書かれています。もし、この記事を読んでいる方に、発達障害のお子さんをお持ちの方がいらっしゃったら、参考になる子育てのあり方なのではないでしょうか。

 

発達障害は「原石」だ

栗原類さんは類まれなる個性を生かし、モデル・タレントとして輝くことができました。これからもきっとご活躍されるのだと思います。

 

 

栗原類さんが輝くことができた理由。それは

 

磨いてくれる人がいたこと
自分にぴったりの場所を見つけられたこと

 

なんだと思います。

 

 

よく発達障害は「原石」だと言われます。そのままでは輝くことができません。丁寧に磨いて、ショーケースで飾られて輝きを放つものです。

 

まさに、栗原類さんは「原石」だったのだと思います。磨いてくれたのは、お母さんや主治医の先生、ピースの又吉さんなどのお友達です。

 

そして、モデル・タレント・俳優というぴったりの場所を見つけました。それは栗原類さんが本当にやりたかったことでもあり、自分の生きづらさをカバーするような場所でした。

 

 

 

僕は発達障害は個性だという姿勢を貫いています。多分、それはこれからも変わらないと思います。磨けば輝くことを信じています。

それはもしかしたら、発達障害というような多様性を認められるような社会になってほしいという願いかもしれません。この記事がそうした社会のあり方を考える一つのきっかけになったら嬉しいです。

 

ぜひ書店でお手に取ってみてください。

 

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