【モンスターズインク】「泣くよりも笑う方が効果的」は間違い?

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こんにちは!大学で臨床心理学を専攻しているひぐらしです。プロフィール画像を変更したり、カテゴリーを整えるなどして快適なブログライフを送っています!

 

ディズニー&ピクサーの名作『モンンターズインク』。見たことないという人の方が少ないのではないでしょうか?圧倒的人気からシリーズ2作目の『モンスターズユニバーシティ』も公開されましたね。

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さて、今回の記事では、そのモンタースインクと絡めながら

 

ストレス解消法

 

に焦点を当てて、説明していきます!!(無理やりこじつけてるとは言わないで!笑)

 

モンスターズインクでの「笑い」と「涙」

モンスターが住む世界の電力事情

モンスターズ・インク (吹替版)

主人公のサリーとマイクが住む、モンスターの世界では、人間が発散するエネルギー(叫び声など)が電力源です。

 

そのため、モンスター達は子どもが寝ている部屋に忍び寄り驚かすことでエネルギーを集めています。このエネルギーを集めている会社が「モンスターズインク」ですね。

 

サリーとマイクが、人間の女の子「ぶー」と出会うことで物語がスタートします。

 

爆発する「笑い」エネルギー

サリーとマイクは、「ぶー」の笑い声にとてつもないエネルギーがあることを発見します。泣き叫ぶ声の何倍ものエネルギーです。

 

そこで、新しく生まれ変わった「モンスターズインク」は、「笑いエネルギー」を集めることになったわけです。めでたしめでたし。

 

 

笑うこと

 

大きなエネルギーがあることに反対する人はほとんどいないでしょう。みんなが笑っているとハッピーな気分になります。自分も笑っていると、ストレスなんか馬鹿馬鹿しくなってきます。

 

モンスターズインクで描かれているように「笑い>泣く」と思っている方も多いのではないでしょうか?実はこの問題もっと細かく見ていくと面白くて、しかもストレス解消についての本質に迫れる問題なのです!!

 

 

実は

 

涙はストレス解消にめちゃめちゃいい

 

のです。それでは「笑い」と比べながら説明していきましょう。

 

涙が持つ力

3つの「涙」

この本を参考にして書いています!!

 

涙には3つの種類があります

 

  1. 基礎分泌の涙
  2. 反射の涙
  3. 情動の涙 ←これに注目!

 

1番目の基礎分泌の涙は、目を守るために「うるうる」させている涙ですね。これが、うまく機能していないとドライアイになるわけです。

2番目の反射の涙は、目に何かが入った時などに流れる涙です。これも自分ではコントロールできないですね。自分を守るために反射的に出る涙です。

 

最後の「情動の涙」これが今回のテーマです!

情動の涙とは、「心の動き」に関係して流れる涙です。これ大人と子供によって違うんですね。

 

子供がこの情動の涙を流すのは

 

コミュニケーションのため

 

です。

 

子供はまだ言葉を十分に使うことができません。そのため、泣くことで自分の要求や気持ちを伝えようとするわけです。「痛い!!」とか「悲しい!」、もっと具体的に言えば「おしめ替えて!!」などなどですね。

 

「モンスターズインク」で集めていたエネルギーはこの、子供の情動の涙ですね。映画で描かれているように、これには「笑い」ほどのエネルギーはありません。しかし、大人の涙はこれを上回るのです。

 

 

大人の涙は

 

感動の涙

 

です。これが「笑い」よりもストレス解消に効果があるのです!ぜひ覚えていただきたいことです。

 

 

泣いてストレス発散

泣くことによって

 

  • 交感神経が副交感神経にスイッチされる
  • セロトニン神経が活性化される

 

だそうです。順番に説明します。

 

交感神経とはいわゆる昼の神経で、副交感神経は夜の神経だと言われます。つまり、副交感神経にスイッチされるということで、心と体が休まるのですね。

私たちの生活は、交感神経がオンになったままであることが多いです。家に帰っても、学校のレポートのこと、仕事のこと、人間関係のことなどをついつい考えてしまいます。ずっとストレス状態にあるのです。

 

それが、泣くことによってリセットされるのです。スイッチをオフにすることで癒しの効果が生まれるのです。

 

もう一つの「セロトニン神経が活性化される」について。セロトニンは神経伝達物質(脳内物質)の一つです。脳全体の機能を調整する役割を持っています。このセロトニンがあることで、ストレスをうまく受け流すことができます。これがうまく機能しないと「うつ病」になってしまいます。このセロトニンの活動に関係しているのがセロトニン神経です。

 

涙を流すことによって、このセロトニン神経を活性化することができます。感動の涙を流すことによって、脳を鍛えることができるというわけです。これが、ストレス解消につながってくる。

 

このような「感動の涙」の働きは、「笑い」をしのぐ癒しの効果があります。ストレス解消に効果的なんです。

 

みなさんも

 

泣きたい時は泣けばいい

 

ということを心において、ぜひ感動の涙を流す日を作ってください(涙の量ではなく、感動する気持ちが大事だそうです)。

 

 

 

 

そして、モンスターズインク社に提案です。

もしかしたら、感動の涙の方が絶大なエネルギーを持っているかもしれません。効率的なエネルギー供給に、もう一度涙を見直してみるのはいかがでしょうか?

 

 

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