これから心理学・カウンセリングを学ぶ人におすすめの本ー37冊

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こんにちは!大学で臨床心理学を専攻しているひぐらしです!

 

この度、とあるブロガー様から「心理学・カウンセリングにおすすめの本」を聞かれました!TwitterのDMで返信するとなんだか見にくくなってしまったので、このサイトに乗っけます笑。(決してamazonのアフィリエイト目当てではないですよ!!)

 

興味ある方いらっしゃったら、ついでに見ていってください〜

 

絶対に読んでほしい本

個人的おすすめかつ、心の専門家やカウンセラーに興味があるなら「これは読むべし!」という本を4冊まとめました。

これからの臨床心理学(臨床心理学をまなぶ第1巻)

僕が挫折を経験し、「この問題はどんな方法で解決できるんだろう?」と考えていた頃、出会った本がこの本です。

 

読んで人生が変わりました。臨床心理学が、僕が抱えていた問題解決にぴったりの方法だ確信しました。

 

「心の支援」に関する学問、職業などの解説から、これからの心の支援はどのような方向に向かうべきか示している意欲的な本になっています。著者の下山晴彦教授は、僕の大学のボス兼、臨床心理学自体のボスでもある人です。

カウンセラーと臨床心理士の違いとは何か?などなど。基本的なことからわかりやすく解説してくれています。これから勉強したいという人に、まずは読んでもらいたい本です。

 

よくわかる臨床心理学

同じ先生の本です笑(まわしもんではないですよ!)

この本はめちゃめちゃわかりやすい!章ごとに、その一線の研究者が初学者にわかりやすく書いています。章立てもよく、カウンセリングを含む心の支援を幅広く説明しています。

うつ病や、統合失調症などの異常心理学の内容や、カウンセラーなどは一体どこで働くのか、などなど。深い内容にも触れているこれまた良書です。

 

面白いほどよくわかる臨床心理学

これは、上にあげた『よくわかる臨床心理学』の一般向けバージョンです。イラスト付きで読みやすい。値段も少し安くなっていますので、手を出しやすいかと思います。

ただ、内容はほとんど一緒なので、読むならどっちかで大丈夫かと思います。

 

心理援助の専門職になるために

こちらの本は、今まで紹介した本と違って「あなたは臨床心理士に向いているのでしょうか?」「臨床心理士として何を目指すべきか?」という、胸に刺さることを考えさせられる内容になっています。

カウンセラー・臨床心理士などの心に関わる専門家になりたいのであれば、自分を見つめることは絶対に必要です。ぜひ、そのお供にこちらの本を読んでみてください。

 

読んでおくべき基礎的な本

少し専門的な内容が増えてきますが、もし大学院の受験を考えているのであれば必読の本をまとめました!

心理学概論

メッセージをいただいた方が心理学にも興味があるということで、僕が読んでわかりやすかった本を紹介させていただきます。お手軽で、内容も簡潔にまとめっているので、心理学の基本的な知識を網羅することができます。

これに似た立場の本に『ヒルガード心理学』というのがありますが、これは高いです笑。これから学ぶ人には若干敷居が高いなと思ったので、今回はこちらをお勧めしました。

 

臨床心理学(有斐閣)

有斐閣という出版社の出す「New Liberal Arts Selection」というシリーズは、第一線の専門家が書いていてとてもわかりやすく読みやすいです。若干分厚いという難点がありますが…

 

この『臨床心理学(有斐閣)』の特徴は、何と言っても説明がとても豊かということです。「絶対に読むべき本」としてあげた『よくわかる臨床心理学』はスタイリッシュにまとまっているので、対照的です。

この他にも、心理学、社会学を読みましたが、こちらもわかりやすかったので、オススメです!興味があるものを本屋さんや図書館で読んでみるとよいと思います。

 

臨床心理学をまなぶシリーズ

「絶対に読むべき本」としてあげた、『これからの臨床心理学』の兄弟となる本です。専門性は増しますが、カウンセリングなどの心の支援に関わるなら読んでおきたい、初学者向けの本です。巻数が多いですが、読みたい内容がある巻を選んで読んでも良いと思います。

 

なお第6巻、第7巻が研究法の本になっていますので、こちらは興味がなかったら読まなくても良いと思います。(あと、第3巻はまだ発刊されていないようです。)

 

臨床心理学の新しいかたち

上にあげた『臨床心理学をまなぶシリーズ』なんて読んでらんないわ!って思ったら、この本を代わりに読むと良いと思います。

シリーズになっている内容が、一冊でカバーされています。ただし、広く浅くという内容なので、深く学びたい人には物足りないかもしれません。

 

臨床面接のすすめ方

こちらの本はかなり実践的な内容になっています。大学院の受験勉強の段階では、特に読む必要はないかもしれませんが、臨床心理の面接がどのような流れで行われているのかがとても詳しく書かれています。

初回面接の進め方、どのように症状をとるか、インテーク面接のまとめ方、リファーのタイミングと仕方などなど実践に直結するような内容を、入門らしく丁寧にまとめてくれています。今、大学院で勉強をされている方におすすめの一冊です。

 

心理学研究法

心理学研究法に関する本です。これは、研究法に関する本の中でも一番オススメです。心理学について学びたいのであれば、その研究が「本当に確かなのか?」などのリテラシーが必要になってきます。また、自分が卒論で研究するのであれば、外せない基本的な知識がわかりやすくまとまっています。

 

よくわかる心理統計

心理統計に関する本の中で最もわかりやすかったです(ひぐらし調べ)。もし、本格的に心理学を勉強していきたいのであれば、必須になる心理統計の知識をめちゃめちゃわかりやすく書いています。これを足がかりにして、難しい心理統計に挑んでいくと良いです。

 

 

内容は難しいけど読んでおきたい本

以上までが、これから勉強始めたいなという人でも読める基本的な内容の本でした。ここから紹介するのは、ちょっと読むのに骨が折れるけど、心理学について、カウンセリングなどの心のケアについて深く知りたい!という方にオススメの本です。

 

講座臨床心理学シリーズ5巻6巻

このシリーズは心のケアについて本格的に知りたいのであれば読まなくてはならない本ですね。

 

  • 第5巻は発達という観点からどのような支援を行うことができるか。
  • 第6巻は社会という観点や、集団という観点からどのような支援を行うことができるか。

 

を解説しています。

 

心理学の実践的研究法をまなぶ

心理学の研究法の実際が詳しく解説されています。具体的な調査やそれに基づいた分析の仕方がわかって、僕的にはめちゃめちゃ良書だと思います。

 

心理統計学の基礎

授業の教科書としてよく使われているようです。ということで内容は結構難しいです。心理学系の大学院を受験するのであれば、この本の内容はマスターしておく必要があります。ちなみに、書いている先生はスーパー偉い先生です。

 

心理統計学ワークブック

上の本の問題集として使える本です。力がつくのでおすすめです。

 

+αで読めたらいい本ー分野別に

分野別に、面白い本や為になる本を紹介しておきます。もしかしたら、こっちの方が興味のある本かもしれません笑。

 

異常心理学

異常心理学について簡単に説明しておきます。異常心理学とは、うつ病や統合失調症などの精神障害の問題の成り立ちと支援の方法を研究する学問のことです。カウンセラーなどの心の支援に関わる人であれば、本当は絶対に知っておかなくてはならない知識です。

テキスト臨床心理学3〜5巻

アメリカの大学で、心理学の教科書としても使われている本を日本語訳したものです。少々お高い…内容も若干古いですが、グローバルスタンダードな異常心理学の知識をたくさん吸収できる本です。

 

講座臨床心理学シリーズ3〜4巻

真ん中らへんであげた、『講座臨床心理学シリーズ』です。信頼出来る研究に基づいて、様々な精神障害について、幅広くそして丁寧に扱っています。

 

 

カウンセリング

新版カウンセリングの話

カウンセリングの話といいながら、心理療法に関する話です笑。しかし、カウンセリングに関する話も丁寧に説明されていて、そして新書なのでとても読みやすいです。古い本なので、古本なら安く買えると思います。

 

ロジャーズクライアント中心療法 新版 カウンセリングの核心を学ぶ

カウンセリングは、ロジャーズの理論に基づいて発展してきました。その基本的な考え方が、どのようなものなのか、どのように生まれたのかが時系列順にわかりやすく書かれています。まさに、カウンセリングの核心に迫れる本です。

 

プロカウンセラーの聞く技術

一般向けの本ですが、カウンセリングで大切な傾聴の仕方をわかりやすく解説しています。カウンセリングの具体的な方法論を学びたい時にオススメの本です。

 

スタンフォード大学 マインドフルネス教室

個人的おすすめです!カウンセラーとして守るべき基本的な態度がよくわかります。僕は、この本を書いた方は「ロジャーズの再来」なのではないかと思っています。それぐらいインパクトのある良い本です(参考:【レビュー】スタンフォード大学マインドフルネス教室

 

 

心理学の教養として

心理学に関する読み物として、興味深かった本を紹介します。

 

脳の中の天使

これはめちゃめちゃ面白かったです!翻訳ものなのですが、英語のペーパーバックを思わず買ってしまいました笑。脳と心の関係を、興味深い現象と一緒に解説してくれている本です。

 

錯覚の科学

これは、心理学に興味を持っていたら間違いなく面白いと感じる本だと思います。「こういうの読みたかったんだよね!」と思うかもしれません笑。

人は、「錯覚」する生き物です。その面白さとその怖さを実感できる良書となっています。

 

その他のおすすめ

アサーション入門ー自分も相手も大切にする自己表現法

メンタリズムより、アサーション。win-winの関係を作るための、自己呈示の仕方を解説している本です。カウンセラーになるなら、必要な能力です。

 

臨床心理アセスメント入門

カウンセリングと並行して必要になってくるのが、アセスメント(査定)です。心の支援を行う際に、問題がどのような絡まり方をしているのかを「見立てる」ことが必要です。その実際が解説されている貴重な本です。

 

ポジティブ心理学の挑戦

心理学の分野に、ポジティブ心理学というものがあります。今までの心理学では、マイナスをゼロに戻す方法にスポットライトが当たっていました。それに対して、ポジティブ心理学はプラスを作り出すことに焦点を当てています。

読んでみたら心惹かれること間違いなしの新しい分野の心理学の本です。

 

自分で心を手当てする方法

どんな人にも読んでほしい本ですが、あえておすすめしておきます(参考:【レビュー】自分で心を手当てする方法:ガイ・ウィンチ

 

 

最後に

いかがだったでしょうか?僕は、カウンセラーよりも臨床心理士(今後は公認心理師)がおすすめなので、そっちよりの本が多くなりました笑。

 

参考になれたら嬉しいです!

 

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