相手のモチベーションを引き出す心理学的な方法③ー自己効力感を支える

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こんにちは!大学院で心理学を勉強しているひぐらしです!

さて今回は「やる気スイッチの正しい押し方」シリーズのいよいよ後半戦です。変わりたい気持ちを後押ししてあげたい人に読んでいただきたい、超具体的な方法を解説した記事です。

 

今回注目するのは、「自己効力感」です。自己効力感とは、あることに挑戦する時に抱く、自分に対する信頼や自信のことです。変化するために必要な3つのもの一つになっている大切なものです。詳しい話はこちらをご覧いただければと思います。

相手のモチベーションをアップさせる方法ー動機付け面接のすすめー

2017.07.19

 

相手の自信(自己肯定感)を引き出す超具体的な方法

普段から自信に満ち満ちている人なら良いのですが、多くの人は

 

 

「私あんまり自信ないけど…」

 

 

という感じなのではないでしょうか?何を隠そう僕自身、そうした声が小さい系の一人です。だからこそ、見えないところで、こんなブログをこそこそ書いているのです笑

 

しかし、そういう人にそもそも自信がないのかというとそうではないのです。みんなどこかに自信を引き出す「やる気スイッチ」的なものを持っているのです。「僕自信ないよ〜」と言っている人も、実はやればできる子なのです!!

 

自分のやる気スイッチを押す方法は次回解説することにして、今回はそうした、相手のやる気スイッチを押す方法を丁寧に説明していきたいと思います!ぜひ、日常生活で意識して使ってみてください。

 

自信を引き出す上手な聞き方

変わりたいけど、自信がなかなかでないという人から自信を引き出すために、テンプレな質問があります。そのまま使えるものになっているので、チャンスがあったら使ってみましょう!

 

まずは一つ目です!

引き出す人
どうやって、それをやろうと思ってるの?

変わろうと思う、具体的な計画について聞く質問です。これを聞くことで、一気に変わることが現実的なことになります。

 

 

まずは、〇〇して、それから△△をして…

 

というように、その人ができそうなことが出てくるわけです。そういう風な言葉が出てきたら、「いいね」「それできたらすごいね」と励ましてあげればいいのです。こうした言葉がけを続けているだけで、相手は「自分にもできるかな?」ということを思いはじめることができます。

 

 

 

 

さて、続いて二つ目です!

引き出す人
はじめにできそうなことはあるかな?

これはさっきの質問をもっと細かく聞いていますね。これは、先ほどの質問に「うーん…」となってしまう相手に有効です。

 

はじめの一歩は、今の自分から見て一番現実的でハードルが低いものが出てきます。それを支えてあげてください。いきなり、大きな効果を期待するのではなく、その人の変わりたい気持ちを少しずつ少しずつ後押ししてあげましょう。

 

 

 

 

なんとなく、方向性がわかってきました?続いて三つ目です!

引き出す人
どんな問題が起きそう?

これは、前の質問と毛色が違いますね。むしろ自信をなくしてしまいそうな感じですね。

この質問には、漠然とした不安を明確にするという効果があります。

 

例え話で説明しましょう。皆さんなら下の選択肢のどちらを選びますか?

 

  • ライオンの檻に入る
  • 真っ暗な中ライオンの檻に入る

 

どっちも嫌ですけどね笑。しいて選ぶなら、僕は絶対に、真っ暗な中ライオンの檻に入るの嫌です。普通にライオンの檻に入るより怖いですよね。だって、何が起こるかわからない。怖くてしょうがないですよ。

 

ただのライオンの檻に入るならまだ突破口が考えられるかもしれません。ライオンがどんな行動をしているのか、どこにいるのかわかれば、なんとか生き延びることができるかもしれませんよね。

 

 

というわけで、話を元に戻します。変わりたいけど、漠然とした不安がある状態というのは、「真っ暗な中ライオンの檻に入る」のと似ています。何が起こるかわからない不安がある。怖い。

 

しかし、「どんな問題が起きそう?」と問題に直面させることで、ライオンの姿が見えるようになるわけです。そうすることで、どうその問題に向き合うか、考えることができます。

 

 

そして、どう問題を解決するか考え始めた相手を励ましてあげましょう。「そんな解決策があるんだね」「問題が起きてもとりあえずなんとかなりそうだね」という言葉がけがあると勇気が出ますね。

 

 

 

 

さて、いよいよ最後です!

引き出す人
できそうっていう自信はどこから湧いてくるんだろうね

これは、もやもやした自信を明確にすることを目的としたものです。次の項目と関係するので、そちらで詳しく説明しましょう!

 

自信を明確にする

行動を起こすために、大前提として必要なもの。それは自信です。「自分にはできる」という気持ちがないと、行動は起こせません。逆に言えば、あなたも気づいていなくても、自信を発動しているのです。

 

例えば、歩いて駅に行くするとしましょう。普段何気なく歩いていますが、そもそも「駅に歩いていける」という自信がなければそんなことできませんよね?

 

これが、足腰が悪くなってくると「駅までいけるじゃろか?」というように自信がなくなって、車で行ったりするわけです。

 

この自信、私たちが何か変化を起こす時とても大事なものです。その曖昧な自信を明確化することで、やる気スイッチを押すきっかけにつながります。

 

 

具体的にどうするかというと

 

 

それができる自信を数値化してもらう

 

 

ただそれだけです。例えば、「うーん、4ぐらいかな?」と答えてきた時は、「すごいね、4も自信があるんあだ!どんな感じに自信があるの?」であったり、「残り6伸ばすためには何が必要なんだろうね」というような返し方が有効であるとされています。大切なのは、相手の自信をはっきりとさせることなのです。それが、変化につながってきます。

 

過去の成功を思い出してもらう

これもイメージがつきやすいですよね。普段は埋もれている昔の輝かしい自分を思い出してもらい、「オレor私やればできる子!」と感じてもらうのです。

 

相手の強みを引き出す

その人が強みに感じていることが、その人が起こしたい変化に活かせる場合があります。例えば、ダイエットしたい人がとんでもなく几帳面だとしますよね。そしたら、何を食べたか、カロリーはどれぐらいだったかメモすることはそこまで苦ではないはずです。このように、強みとなる部分を活かす戦略が考えられるわけです。

 

それだけでなく、これもその人の「やればできる子感」を引き出すことができるのに有効です。

 

ポジティブな表現に変えていく(リフレイミング)

これは臨床心理実戦でもよく用いられる技法です。相手の自信を引き出すだけなく、自分の健康を守ったり、上手なコミュケーションにも使える技法ですので、ぜひ知っていただきたいですね。

リフレイミングとは、簡単に言えばポジティブな言葉で言い換えることと考えていただければと思います。例をあげたほうがわかりやすいですね。

ネガティブな言い方 ポジティブな言い方
せっかち テキパキしている
暗い 落ち着いている
コミュ障 言葉を丁寧に探している

近々このリフレイミングについても詳しい記事を書きたいと思います!!

 

このように、ネガティブなものだと捉えられている言葉は裏を返せば、ポジティブなものに変わるわけです。自信がない人はついついネガティブな見方をしてしまいがちです。そこで、リフレイミングしてポジティブな表現に変えることで、その人の自信につながっていくわけです。

 

最後に

いかがだったでしょうか?以上にあげたのは、あくまで具体例のなのでぜひぜひ自分自身のやり方を見つけて、相手のやる気スイッチを押してあげてください!

 

以上、モチベーションを上げるための心理学的な方法でした!!

 

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