相手のモチベーションをアップさせる方法ー動機付け面接のすすめー

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こんにちは!大学院で心理学を勉強しているひぐらしです!細々と心理学関連のブログ書いてます!!

さて、5月6月は大学院の勉強に忙殺されてなかなか記事を書けなかったので、気合を入れ直して連作の記事をどどんと書いていきたいと思います!!

 

 

変わりたい人の背中を押したい

 

 

あなたはこう思った経験がありませんか?

 

 

  • なかなか変われない部下を支えたい
  • ダイエットに何回も失敗している友達を応援したい
  • 夢に向かって一歩踏み出せない恋人の背中を押してあげたい

 

 

しかし、こういった場合どのようにその人を応援すればいいかわからずに困ったことはありませんでしたか?

 

 

僕自身、「〇〇したら?きっとできるよ」というような安直な言葉かけをしてしまっていました。しかし、「でも…」「だって…」というように返ってきて、なかなかその人は変わらないという経験をしてきました。難しいですよね。

 

大学院に入りいろんな本を読んだのですが、目から鱗の方法を見つけました。それが

 

動機付け面接

 

ということで今回は、変わりたい人を後押しするための超わかりやすい方法をまとめました!動機付け面接という専門的な技法を活用した、コミュニケーションの方法を基本として解説しています。

 

応援したくても失敗してきた。そんなあなたに読んでいただきたい連作記事です。

動機付け面接の基本

変わるために必要な3つのこと

動機付け面接

まずは、基本的なことからです。

 

人が変わるためには、三つの要素が必要だと言われています。順番に説明します。

 

1. その変化がどれぐらい重要か

今の自分と、理想の自分を比べた時に、それが一致していないほどその変化は重要なものになります。例えば、本当は痩せたいのに、肥満傾向にある人は、理想の自分からどんどん離れて行ってしまいます。そうすると、「痩せる」という変化はその人にとって、重要なものになります。

 

反対に、理想が低く現状に満足している場合は、変化の重要性が高くありません。そういった人のモチベーションを上げるには、その人の理想をもっと明確化していくことが必要となります。

 

2. 変わる自信がどれぐらいあるか

変わる重要性があっても、全員が変われるわけではありません。変わることができる自信というものがなければ具体的な行動には踏み出せません。

 

これは自己効力感と関わっています。自己効力感とは、大雑把にいえば「自分はできるんやで!」という自分に対する信頼や自信のことです。例えば、今まで何度も告白して失敗している人は、自己効力感を失っていたりします。

変化するためには、変わる自信を引き出してあげることが不可欠です。

 

3. 変わることの優先順位

最後の大切なポイントです。意識することは少ないかもしれませんが、私たちは優先順位をつけながら生活しています。

 

変わることが、優先順位のトップに上がってこなければ、他のことに気を取られてなかなか変わることができません。会社でも、普段の業務が忙しいと新しいアイディアを採用するチャンスがなくなってしまいますよね。

それと同じで、変わることがその人の生活の優先順の上の方に上がってこなければ変化は起きません。変化を起こすために、その人の優先順位を整理して、変わりたい気持ちのランクアップを目指す必要があります。

 

コラムー自己調節理論

変化が起こるのは、重要性を十分に認識した上で、効果があると考えられている方法を見つけ(一般的効力感)、それが自分でもできると感じる時(自己効力感)であるとされています。これが自己調節理論と呼ばれているものです。このモデルで考えることで、その人がどのあたりに引っかかって変わることができないのか考えることができますよね。

また、この自己調節がうまくいかない時には、代償行為で欲求を満たそうとします。

 

それでは、実際に人を変化に導きたいときどうすればいいのでしょうか?

 

残念ながら人は強制力では動かないものです。これは心理的リアクタンスという、心の抵抗力で説明できます(関連記事:)。

 

その人が持っている変わりたいという気持ちを応援するためには、まず「変わりたいけど、変われない」ということを受容的に聞いてあげることが不可欠です。もう少し詳しく説明しましょう。

 

また、共感に関する関連記事はこちらです!

あなたの共感は間違っている?ーカウンセリングからの提案ー

2017.01.26

「聴くこと」のすすめーカウンセリングから

2017.02.11

 

変わりたいけど、変われないジレンマ

動機付け面接

人は様々な葛藤の間で苦しんでいます。あなたにも大きな葛藤が1つ2つあるのではないでしょうか?

 

僕にも葛藤はあります。例えば、「記事を書こうかな〜、でも勉強もしたいな〜」という二つの気持ちの間で揺れ動きながらこの記事を書いています。

 

そこで他の人に、「勉強したいなら勉強すればいいじゃん」と言われたところで、「別にそんなことわかってるし」と思ってしまうわけです。葛藤って、そういう問題じゃないですよね?

 

私たちは葛藤を人に話す時、具体的なアドバイスをもらいたいのではなく、葛藤の間で揺れ動いているその苦しみを聞いて欲しいのです。変わりたい気持ちを後押しするには、まずこれに寄り添っていく必要があります。

 

 

 

「あの人に告白したいんだけど、怖くてできないの」

 

 

 

という人になんて声をかけますか?

 

 

  • 「期限決めて告白しちゃいえばいいじゃん」
  • 「告白できないならそれまでのもんだったってことだよね」

 

こんな言葉をかけられても、人はなかなか前には進めません。

 

 

 

共感的な人
告白したいほど好きだけど、断られたらと思うと怖くなっちゃうんだね

 

 

というように、葛藤に苦しんでいる人に共感することが第一歩なのです。どうして葛藤に苦しんでいるのか、それを聞いてあげることから変化は促されます

 

 

これはほんの入り口の説明です。これから4回にわけて「変わりたい気持ちを後押し」する方法を解説していきます。興味のある方はぜひぜひ読んでいってください〜

 

相手のモチベーションを引き出す超具体的な2つの方法

チェインジトークを引き出す

動機付け面接のもっとも基本的な考え方の一つです。この記事では、「チェインジトークとはそもそもなんぞや!」というところから、具体的にどのように声かけをすれば良いかを具体例をあげながらわかりやすく説明しています。全2回の記事です!!

相手のモチベーションをアップさせる心理学的な方法①ーチェインジトークとは?

2017.05.30

相手のモチベーションをアップさせる心理学的な方法②ーチェインジトークを聴く

2017.05.31

 

自己効力感を支える

変化したいという気持ちを支えるためには、この記事でも紹介した「自分にはできる!」という自己効力感が必要です。そのための具体的な言葉のかけ方を説明しています。これができる人は相手に重宝されますよ!

相手のモチベーションを引き出す心理学的な方法③ー自己効力感を支える

2017.07.02

 

脳科学的方法|ドーパミンをうまく使う

全4回最後が脳科学的な方法を用いたモチベーションのあげ方です。これは相手のモチベーションをあげるだけに限らず、自分自身のモチベーションを維持するために使える方法です。ぜひおためしあれ!

相手のモチベーションを引き出す心理学的な方法④ー脳科学編

2017.07.17

 

最後に

以上が、やる気スイッチの正しい押し方です!

誤解がないようにしていただきたいのが、この方法は相手を操る方法ではないということです。その人がもともと持っている、気持ちや個性を引き出すための方法だということは強調して終えたいと思います。

 

 

この記事を読んだあなたが、身近な人の小さな応援団になれることを願っています。

 

参考図書

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